婚活を始める理由 その2
婚活を始める理由 その1は、親の策略によるサプライズお見合いだった。
今回はその2について書きます。
夏休みに帰省し、サプライズお見合いを体験して、結婚についてちょっとだけ考え始めた自分。
とはいえ、仕事が始まるといつもの毎日が始まり。結婚のことは全く忘れていた。
そのころちょうど、新しいプロジェクトに入ったことによって仕事が忙しくなった。
どんどん仕事が忙しくなって、いわゆる過労死ラインと呼ばれる残業時間に突入。
そんなある日、家に帰ってシャワーを浴びて、出たところで体に異変が。
なんだか息苦しいと思ったらどんどん息苦しくなってきた。
「これはヤバい!」
一人暮らしの自分は、倒れたらだれも助けてくれない。
そこで、ヤバいと思った時点で救急車を呼んだ。
救急車が来るまでも息苦しくて、とても不安な気持ちになった。
このまま倒れて死んでしまうのではないかと思うと、泣きそうになってきた。
しかし、あっという間に「ピンポーン」とチャイムが押され、救急隊員が来てくれた。
救急車で搬送される俺。
近所の人が心配そうに見ていた。
しかし。なぜか救急車に乗ったとたん、症状が嘘のようになくなった。
全然息苦しくないのよ。
脈拍も正常。
救急隊員の目に、「なんで救急車読んだの」って書いている気がして、バツが悪かった。
病院について検査しても、何も悪いところはなくて、そのまま病院を出された。
ちなみに、財布を持たずに救急車に乗ってしまったのだが(だってそれどころじゃなかったんだもん。)、普通に検査代を請求されて困った。
さらに、夜中で遠くの病院に運ばれてしまったので、家に帰るにもお金がかかる。
しかたなく、友人に電話して迎えに来てもらった。
近くで飲んでたって嘘ついた…
なんであんなに息苦しかったのかはいまだに謎。
おそらくちょっと疲れていたところに、軽く息切れして、パニックになったのかも。
やはり、一人暮らしってそういう時に怖いなって思った。
誰かと一緒なら、自分も助けてもらえるし、自分が助けることもできる。
それが婚活を始める理由その2。
東日本大震災の後、結婚を求める人が増えたっていうのはすごくよくわかる。
やはり、人間はひとりより誰かと一緒にいるほうがいいよね。